眼科医 吉野健一ブログ相談室

眼科医 吉野健一 眼科のお悩みお聞きします

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お返事遅れ大変すいませんでした。以下@でお答えします。


お名前 =●●●●様
都道府県 = 神奈川県
主なご住所 = 横浜市●●区
email = ●●●●@nifty.com
性別 = 女性
年代 = 40代前半


内容 =パート5時間勤務、パソコン使用。裸眼で両目とも0.05くらい。眼瞼下垂の為、25年間のハードコンタクトと眼鏡生活から、眼鏡Aだけの生活を2月末から始めました。コンタクト使用時は調子良かったのですが。。。その時のコンタクト、眼鏡Aでは1.0以上が見える状態。眼鏡Aを毎日かけるとひどい肩こり、首こりなどから、眼科で眼鏡Bの処方箋をもらいました。


@眼鏡装用で起きるひどい肩こり、首こりは,1.0以上が見えるコンタクトレンズでは起きないのでしょうか?もし起きるのであれば,レーシックをして同じような見え方で手術をすると,やはり,ひどい肩こり、首こりは起きることになりますので,手術で矯正する度数の決定には慎重を要します.いずれにしても,40歳を超えた方にレーシックを行う場合は,老眼との絡みもあり矯正度数はいくら確認しても確認しすぎることはないほど重要です。
手術をしないでおくことも選択肢の一つです。


> その眼科では、眼瞼下垂の検査はせずに「ハードコンタクトが原因でしょう」との事。


@長期のハードコンタクトレンズ装用が原因で眼瞼下垂を生じることは事実です。当院にも大勢そのような患者さんがいらっしゃり,眼瞼下垂手術で改善をみています。あなたも,おそらくコンタクトレンズが原因の眼瞼下垂ではないでしょうか?


> しかし眼鏡B(0.4程度?)では手元はいいのですが、それ以外では見えないストレス、眼鏡が合わないのか体調不良を感じてます。ただ眼鏡Bは首こりなどが少なく毎日使えます。その後、もう少し見える眼鏡を作りましたが、やはり首などに負担があります。車の運転なども微妙なところの視力です。


@老眼年齢になると,一つの眼鏡で、「すべての距離が見え,肩こり,頚こりを含めた眼精疲労の症状を回避する」ことは困難になってきます。眼鏡を使い分ける必要が出てきます。これは,レーシックを行ったあとも同じことです.レーシックは,通常遠くが見えるように手術しますので,術後近くを見るときには,やはり眼鏡(老眼鏡ですが)が必要になります.


> そのため、レーシックを考えてます。実はある病院にレーシックの話を聞きにいきました。そちらの先生から「眼瞼下垂の原因をきちんと調べた方がいい」との事でした。私も納得して、病院と先生を紹介いただき診察、血液検査、MRIを受けて、来月その結果等と診察です。今はこのような状態です。しょうがないことですが、大きな病院は次回の診察まで時間がかかります。


> そんなとことで、最近吉野先生のクリニックを知りました。眼瞼下垂の原因等を確認した上で出来るならレーシックを受けたいと思います。もし吉野先生の所でレーシックを受けたい場合、眼瞼下垂の状態を診察していただいた方がよろしいですか?下垂でもレーシックは可能ですか?


@眼瞼下垂についても,レーシックについてもご相談にのれます。上記を理解した上でも,本気でレーシックを考えているのであれば,適応検査の予約をお電話でおとり頂いた上,ご来院ください。


> 長いメールですが、お返事いただけたら幸いです。

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屈折矯正手術については,「●カテゴリー」 内「レーシック」または「フェイキックIOL」を御参照ください。


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吉野眼科クリニック 吉野健一
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