眼科医 吉野健一ブログ相談室

眼科医 吉野健一 眼科のお悩みお聞きします

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> 吉野眼科クリニック 院長
> 吉野健一様


> 初めまして
> 12月●日SJSによるドライアイのご相談に伺った、●●●●です。


> まず、先生に診ていただけて本当にホッとしました。ありがとうございました。これまでの10年は、とにかく状況を維持することしかできておらず、正直もう諦めていました。普通に普通の暮らしをしたいけど、それはできないんだろうなぁと。これ以上自分の眼に関しては何もできないし、もうどうにもならないのだと思っていました。ですが、先生に診ていただいたら、どこまでの状態に持って行けるかはわからないけれど、でもまだ諦めなくていいんだ!と思えました。先生のところに伺ってよかったと思いました。帰りの電車で嬉しくて泣きました。


> スティーブンスジョンソン症候群(SJS)にかかって以来、充血しやすかったり、眼の疲れがなかなか取れなかったり、電車がホームに入る時の風圧や扇風機やエアコンの風、煙草の煙など、外界のあらゆる物が刺激になってしまって生活そのものがスリルとサスペンスに富んだものになってしまいました。何よりも、角膜に傷が付いてしまったら、普通の人のようにメガネに変えて生活ができないことが辛くて。


学生時代であれば講義を休み、治るまでずっと家にいることができました。社会人になった今では、それは簡単に許されることではなくなりましたし、あまりにも眼のトラブルの頻度が上がると私は社会生活が普通に送れない…と苦しい思いです。


先生のところで今回受診していたのも角膜に傷が付いたことが理由ですが、結局コンタクトレンズ装用の許可が出るまで約10日、出勤できませんでした。幸い、上司や職場の先輩方は、その状況を理解しようとして下さっていますが、私としては心苦しいですし、今後も不安です。できることなら、もう一度普通の人のように涙が出るようになってくれればいいのになぁと思います。


> 新しく処方していただいたコンタクトレンズに関してはまだ実感がないのですが、でも悪くはないなぁといったところです。これからしばらく使ってみて、またご相談させていただきます。


>吉野先生
私は自分の生活や人生を、眼のことだけでまだ制限したくはありません。自分にできることはして、眼に関して少しでも、今よりは楽な生活がしたいです。ですから、もう少し先生のお力を貸してください。今後ともよろしくお願いします。


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